数学ガール

僕たちは好きで学んでいる。先生を待つ必要はない。授業を待つ必要はない。本を探せばいい。本を読めばいい。広く、深く、ずっと先まで勉強すればいい。
数学ガール 220p

読んでいて、自分でピックアップした言葉なのだけれど、参考文献のところに再度書いてあって驚いた。やはり、作者の言いたい、好きな言葉のようだ。なかなか、よい本に出会ったらしい。

 ついでに、本の感想と行くかな。扱っている内容は、高校数学。だけど切り口がとてもクールというか美しいというか。高校の時に出会っていればという本。頭のいい人たちはこういう見方をしていたのかな。数式の美しさとか、展開の発想についての考え方を知ったのが、代ゼミの授業。フィボナッチ数列黄金比に話をテーマにしたり、思考枠組みとか言っている先生だった。使うよりも使う側になれ見たいなことを言っていたな。物ごとを好きになるきっかけの考え方ってあると思う。それまでは、ただのパズルで授業中に問題集を勝手にを先に進めていたりした。  話がずれたかな。そういう数式が物語の中で展開されて行くことと登場人物の会話を通じて見られる価値観がとても心地よく感じる。数式と話す相手さえいれば幸せだなと思っ手しまう本*1

*1:後、酒と音楽か。あれ。増えてしまった。