メモ プロジェクト管理について

はてブトップからたどっていて見つけた物。日本の大手企業出身者が書いたプロジェクト管理の本に対して遅れていると、半ばあきれたコメントをしている著者。企業によってやり方って全く違うもんなのだな。

本書を読んで、つくづく学んだことがある。それは、組織には2種類あると言うことだ。プロジェクトが“当たり前のこと”である組織と、プロジェクトが“珍しい厄介物”である組織だ。両者では、マネジメントのあり方がどこか質的にちがう。前者では、プロジェクトは家畜である。だから、体重や身長を計量し、毛並みをととのえて、育てようとする。それに対して、後者では、プロジェクトは野獣である。計ることなどとんでもない。踏み倒されずに手なずけられれば、上出来なのだ。そして、日本最大の製造業のOBが書かれた本書を勉強するにつけ、その差をあらためて思い知るのである。
http://www2.odn.ne.jp/scheduling/Rec.htm#anchor696863
はじめてのプロジェクトマネジメント  近藤哲生 へのコメント