http://news.goo.ne.jp/article/php/business/php-20090219-09.html
気になったので、思考実験して見る。
まず、お金のなんたるかを勝手に定義。お金って、他の物と交換(売買)できる物とする。
で、ある同じ物Aが買える金額を1ドル、または、100円で一定と仮定する。それで、この状態を1ドル＝100円を定義する。
それが、ある同じ物Aが買える金額が変わらず、1ドル、または、１００円で、為替のレートだけが１ドル＝70円になったとしたらどうなるでしょうか。
一定の勝ちを生み出す労働力Bがある。でも、住んでるところ・あるところを区別して、円の経済圏の中にあるBをB(￥)で、ドルの経済圏にあるBをB(＄)とする。すると、為替が変わる前の状態でB(￥)＝B(＄)＝１ドル＝１００円だった物が、為替のレートがB(＄)＝１ドル＝70円、B(￥)＝100円となる。さて、企業がどっちを選びますかということだ。
つまり、買う対象が労働力の場合を考えると、円の経済圏にいる人はその分、貰う給料を下げるか、生産性を上げないといけない。
いくら、現時点で内需向きの物を国内で作っていても、海外で作るのが安ければ海外で作る。それにより、国内で給料が払われなくなり内需も衰退することになる。
