【経営】読んでる本

かなり良書。小手先のコンサルティング手法の説明ではなく、実際の企業、特に日本の企業風土を起因とする問題、人間関係を起因として起こる事柄についてきちんと光を当てる内容になっている。物語の中で、登場人物が自分たちでプランを作りだす生みの苦しみが表現されていて生々しい。さまざまな、ビジネス書、経営書で書かれていることに対して「そんなにうまいこと行くわけないだろう」と思うことへの一つの答えになっているのでは。
とても共感できるのは、モデルケースが製造業となっていて自分の仕事に近いと言うこともあるかも知れない。