勝手にハゲタカ解説・その1

id:tomiiのところで気になったし、ねた的に好きなので勝手に解説。
 まあ、ある経営不振の企業があって大空電機としましょう。そうすると、不振を何とかしようとするわけですが、企業を続けようとすると社内の中で赤字(採算の合わない)の部署を切り離してしまえば、残ったところ(黒字)で続けられるでしょうというのが方法の一つにあります。まあ切り離されるのは工場単位でももっと小さい単位でも良いかも知らないです。それを切り離した会社や部門というのは買った人の自由なわけで、技術を生かして続けてもいいけど、赤字であるからリストラかもしくは工場の機械とか売っぱらってやめちゃいましょうねという話になってしまう可能性もあるわけです。それで、五島さんの工場はもともと回ってなかったということはそれほど投資・経営効率のよい部門でないと話の中だと推測されるわけでそういう運命になる可能性があると。
 外資ファンド*1としては、業績を良くして株が上がったら売ろうとか、赤字部門を売るのに手数料を儲けられないかと考えているのでしょう。それもあるのですが、外資として経済的な合理性というものが考え方の背景にあります。赤字ということは人が買わないような価値の無いことをやっているわけだからもっと他の事をやったほうが良い、というのとかね。旅館の例のように、社会に価値のあることをしてないと取り残されてしまうよとわざわざ言うような厳しさを持つ存在なわけです。そして、そういう意味でお金の流れを重視することは実際的に意味があると考えている。(続く) 
と、投資を通じて経済の勉強をしている素人が勝手に書いた解釈です。でも、このぐらい分かったのはここ一年くらいの成果なので、成果発表がてらに。
とまずは内容整理の途中まで。

*1:ハゲタカとばかり言いたくないので