72の法則を検証

金利の効果を簡単に知るための方法のひとつに72の法則があります。

2. 72の法則
お金を複利で運用すると、何年後に2倍になるのかを計算する方法を「72の法則」 といいます。計算式は72÷複利の利率=年数です(一年複利が前提)。
例えば年1%複利なら、72÷1=72。
元本が2倍になるには、約72年もかかる計算です。年10%複利で運用できれば72÷10=7.2。
投資元本は7年数カ月で2倍になります。 逆に、投資家が4年で元本を2倍にしたいと考えたとします。こフ場合72÷4=18%で、18%の複利金利の商品を見つけなければ! ということになります。
http://plan.money.jp.msn.com/learning/fi63ag000000v354.html

ということなんですが、気になるのがこの計算式がどれだけ正確かということです。
そこで、正しい計算の結果と72の法則の結果を比べて見ることにしました。
正しい計算というのは簡単なlogの計算なのですが表記法が分からないので省略します。
結果は下のグラフのようになります。横軸が金利で縦軸がそのときに資金が倍になるまでの時間(年数)となります。赤線が正確な計算で出した時間(年数)青線の方が72の法則で出し時間(年数)です。

結果を見ると、72の法則がかなり正確であることが分かります。2つの線が交わるのが7%のあたりです。金利1%〜14%のあたりでは誤差が3%以下で72の法則を使うことが出来ます。金利が100%で28%の誤差となりますが、まあ十分使えますよね。